私には4つ下の弟がいます。

発病時、私たち家族は兵庫県に住んでいました。

私と母は治療を受けるために北海道に行きましたが、父は仕事のために兵庫に残り、当時4歳だった弟は東京の親戚に預けられました。

家族がバラバラで生活する中で、幼い弟は両親に会うことがなかなかできず、寂しい思いをしていたと思います。

私自身も弟と会えない中で「次に会う時に忘れられていたらどうしよう」と不安に思っていました。

また、それと同時に弟から両親といることができる時間を奪ってしまったことを申し訳なくも思っていました。

でも、幼少期に離ればなれになった経験があるからこそ、私たち姉弟は一緒に過ごせる時間を大切にできています。

今は大学生と高校生になりましたが、仲の良さは誰にも負けない自信があります!