入院中といえば、病棟で出会った院内学級の皆さんとの交流は大切な時間でした。
院内学級のおかげで学校に通えなくても勉強できますし、なにより近い世代の仲間との会話を楽しむ事ができます。
治療で体調が安定しない私達に合わせて授業を行っていただいたのには本当に助けられました。
1人でゲームや読書ばかりしていた私にとって、院内学級での授業や仲間との触れ合いは大切な心のエネルギーになっていたのだと思いました。
きっと1人の世界に篭り切ってしまったり授業をまったく受けられない環境だったら、退院後に対する不安も感じていたでしょう。
もちろん、つらい治療中に無理をして何かをした方がいいとは言い切れません。
でも、もしほんの少し何かに取り組む気力があれば、どんな小さな事でも取り組んでみるのは大切だと感じています。