もも
もも

みなさま、こんにちは!  ももです。

りょうた
りょうた

りょうたです!

もも
もも

ここからは私たちが、生配信「闘病経験者のホンネTV」と開催までの様子についてお伝えします!

 どうやって伝える? 経験者のホンネ

 12月まで8回のミーティングを繰り返す中で、「おしゃべり会の開催」というアイデアが出ました。

入院中にできた友達は、頻繁に通院する退院直後は会うことができますが、時間が経つにつれ会うことはもちろん、悩みを共有することは難しくなります。

 そのことから、悩み、困りごと、不安、我慢してきたこと、頑張ったこと、良かったこと、嬉しかったことなどさまざまなエピソードを共有し、

Canpass
Canpass

「あるあるトークや相談ができる場をつくれると良いな」

ということで全員の意見が一致し、準備がスタートしました。

「おしゃべり会のテーマはどうやって決めよう?」

 同じ小児がん経験者といえど、初めて会う仲間と話すことができる話題は限られています。

 私たちは、ミーティングを重ねるうちに、「学校生活」「退院後の体の悩み」は、共通する体験や思いが多く、話すことができるのではないかと考えました。

おしゃべり会では、経験談の中でも特にホットな話題を話したいと考え、闘病経験者の皆さんにアンケートにお答えいただき、テーマを決めることにしました。

 アンケートは、総勢41名の方にご回答いただき、匿名だからこそ話せるホンネを知ることができました。

アンケートの結果はこちら

また、この結果を受けおしゃべり会とは別に、さらに多くの方に経験者の思いを伝えたいと思い、2023年3月11日(土) AYA week 2023にて、生配信を行うことを決定しました。

生配信へ走れ! Canpassが伝えたいこと

 2023年になり、これまでは月1回のミーティングでしたが、AYA week 2023での生配信に向けて、2月は何度もミーティングを行いました。
当日は「何を伝えたいのか」「どのようなプログラムで進めていくのか」を念入りに話し合いました。
本番が迫ってきていると感じた時期でもありました。

Canpass
Canpass

話して発信することが得意

Canpass
Canpass

文章で発信することが得意

Canpass
Canpass

写真を撮ることが得意

それぞれのやりたいこと、できることを相談しながら役割を分担しました。
楽しみな気持ちと緊張する気持ちが混ざるような日々でした。

分担ごとに準備をしている様子

【ON AIR】「闘病経験者のホンネTV」  

 いよいよ3月11日(土) 生配信の日がやってきました。

本番は11時ぴったりに始まりました。
ここだけの話、開始2分前まで会場はあたふたしておりました。

「始まれば何とかなる!なんとかやってみせる!」

という気持ちでした。

 
 この生配信で、視聴者の皆さんに伝えたかったことは、こちらです。

 1つ目は、

小児がん経験者の未来は決して暗いことばかりじゃない
むしろ、この経験を通して、感じたこと、考えたこと、学んだことがたくさんある

今、小児がんとたたかっている子どもたちに、ぜひ伝えたいです。

 そして2つ目は、

私たち「Canpass」はこれからも、自分の将来に向けて歩んでいく

自分にとってみたら大きな悩みでも、他人から見たら小さな悩みであることもよくあります。
一方で、他人から見たら小さな悩みでも、本人にとってはとても大きな悩みであることもあります。

一口に、「そんな悩み気にせず、前を向こう!」というわけにはいきません。

しかし、後ろばかり見ていても、一向に前へは進みません。
考える事もとても大切ですが、この経験を少しだけでも前にすすむきっかけになったら本望です。

生配信中の様子

 時間配分を考えながら、自己紹介やアンケート結果の感想、自分がこのプログラムに参加したきっかけや今の思いを伝えました。

 また、アンケート結果からみえた気づきやそこから考えられることがたくさんありました。

アンケート結果の感想を述べる際には、正直、言葉に迷うこともありました。

しかし一番大切なのは、思いを伝えるということ!

正直な感想を伝えたので、その思いが届いていたら嬉しいです。

リーダーの集合写真

  生配信への怒涛の日々と、これに注いだCanpassの思いをお伝えしました。
次回は、仲間と語り合った、「おしゃべり会」の様子をお届けします。

レポート① 〜研修での学び、チームCanpassの誕生〜はこちら

主催:認定NPO法人シャイン・オン・キッズ
助成:電通育英会