東京都小児・AYA世代がん診療連携議会による 第11回市民公開講座
「小児・AYA世代がんにおける様々な課題~長期フォローアップと教育支援~」と題した東京都小児・AYA世代がん診療連携議会による 第11回市民公開講座が以下の日程で開催されます。
小児がんや重い病気のこども達がどのような支援を必要としているか、こども家庭庁ではこども本人への聞き取りなどの全国調査を新年度に実施すると先日発表されました。
シャイン・オン!キッズの活動も退院後の生活、将来社会人になっていくこども達をどう支援していくかを日々試行錯誤しながら活動を続けています。
そんな中、東京都保健医療局と東京都小児・AYA世代がん診療連携協議会が「長期フォローアップと教育支援」についての市民講座を実施されます。
どなたでも受講できますし、ハイブリッド開催ですので、ご興味ありましたらぜひお申し込みください。
内 容(チラシより転記)
「小児白血病の10年生存率は86.2%•••」
先日、小児がんの治癒率に関する報告が国立がん研究センターから初めて報告されました。
一説には、日本の20歳台人口の1,000人に1人が小児がん経験者といわれております。成長期である 小児期にがん治療を受けた経験者は治癒した後も、晩期合併症がないか長期の定期受診が必要であるといわれており、そのことを「長期フォローアップ」と呼んでいます。今回は小児がん長期フォローアップ診療について医療者と小児がん経験者の立場からお話しいただきます。
また、AYA世代がん患者の中には高校生もいます。高校教育は義務教育ではないため、これまで教育
支援が決して十分ではありませんでした。しかし、いくつかの自治台で高校教育に関する支援が始まり、東京都でも次年度から取り組みが開始されます。今回、長期入院中の教育支援について経験者の体験を お話しいただき、また、東京都の次年度からの取り組みについてお話しいただきます。
開催情報
開催日時: 2024年3月 24日(日)13:00~ 会 場:TKP品川カンファレンスセンターANNEX(先着100名)又は、オンライン 申 込:URLからアクセスして、必要事項を入力してください。https://forms.office.com/r/ptkfSXQajd 主 催:東京都保健医療局 東京都小児•AYA世代がん診療連携協議会 後 援:(公社)東京都医師会 (公財)がんの子どもを守る会 (NPO)日本小児がん研究グループ(JCCG) (一社)AYAがんの医療と支援のあり方研究会 (認定NPO)シャイン•オン•キッズ 東京都立小児総合医療センター計画課計画グループ