東京都小児・AYA世代がん診療連携協議会 第9回市民公開講座 開催のご案内
小児・AYA世代がんの基礎知識 ~妊孕(にんよう)性温存とがんゲノム~
「妊孕性温存」・「がんゲノム」という言葉を聞いたことはありますか?
- 「妊孕性」とは、「妊娠するための力」のことをいいます。がん治療において、妊孕性の機能が低下してしまい、治療後に子供を授かることが難しくなる場合があります。 近年、不妊治療の技術を応用して、治療後の妊娠・出産の機能を治療前に残す「妊孕性温存」という方法が普及してきました。
- 「がんゲノム」とは、がん細胞に生じている遺伝子の変化を調べ、その特性に合った標的治療薬(効きやすいと考えられる薬)の選択に加え、有望な臨床研究や治験を どこで受けられるのかについて探索する個別化医療のひとつです。
「妊孕性温存」と「がんゲノム」は、小児・AYA世代(思春期・若年成人)がんにおいて大切なテーマとなります。
それぞれ専門の医師を講師に招き、基礎的な知識についてお話いただきます。
皆様のご参加、心よりお待ちしております。
1. 日時
令和3年11月14日(日曜日)13時00分~15時00分
2. 会場
オンライン配信
※講義視聴に関するURLは登録いただいたメールアドレス宛に送付します。
3. プログラム
- 13:00 ~ 13:50「妊孕性温存に関する基礎知識」
東京医科歯科大学病院 周産・女性診療科 准教授 石川 智則 先生 - 13:50 ~ 14:00「生殖機能(妊孕性)温存に関する都の取組について」
東京都福祉保健局医療政策部 歯科担当課長 田村 道子 - 14:10 ~ 15:00「がんゲノムに関する基礎知識」
東京大学医学部附属病院 小児科学教室 教授 加藤 元博 先生
4.参加方法
教育・医療・行政関係者、一般の方など、どなたでもご参加いただけます。
以下のURLから事前申込みをお願いいたします。(参加無料)
●申し込みはこちら
※10月20日19時~10月21日8時の間は、システムメンテナンスのため申込みができません。
この時間をさけて申込みをお願いします。
5.その他
主催 東京都福祉保健局、東京都小児・AYA世代がん診療連携協議会
後援 (公社)東京都医師会、(公財)がんの子どもを守る会
(NPO)日本小児がん研究グループ(JCCG)
(一社) AYAがんの医療と支援のあり方研究会
(認定NPO)シャイン・オン・キッズ