シャイン・オン!キッズが活動をしていく中で関わった小児がん経験者のみなさま、そのご家族、医療従事者を含めみなさまから多くいただく声に「小児がん経験者本人たちが交流するコミュニティがあまりない」というものがありました。
その声に応えるために私たちにできることはなんだろうか。

小児がん経験者が交流するコミュニティ

小児がんの治療のために入院している時は同じ経験をしている仲間がいます。
しかし、退院した後、同じ経験をした人と出会うことは稀です。患者会などもありますが、疾患別になることが多いようです。
だからこそ疾患、年齢、性別などにに関わらず「小児がん経験者自らが自分の経験を語り共有する場所」が求められていることを強く感じ、この度、シャイン・オン!フレンズというサイトを立ち上げました。
このサイトに訪れていただければ、小児がんについての情報のみならず、発病した方の経験談や、それぞれの方が感じた課題とその向き合い方、関連イベント情報などをご覧いただくことができます。さらには、サイトをご覧になっているみなさまの声を発信することで、コミュニティとしてさらなる発展をしていきたいと考えています。
当サイトは公益財団法人洲崎福祉財団の助成により制作いたしました。この場をお借りして心より御礼申し上げます。

認定 特定非営利活動法人
シャイン・オン・キッズ

ロゴマークについて

シンボルマークは「友達のために、希望の星を掲げる子ども」です。さまざまな体験談が子ども達を照らす星となって、希望や喜び、共感となることを表現しています。
ロゴタイプ(文字部分)において、子どもたちの性格の多様性と、体験を「物語」として共有することの喜び、嬉しさを明るい色調で表現しています。

【デザイナーより】

体験談を共有するという行為には、多くの「祈り」や「願い」が込められています。体験談が星となって他の子を明るく照らす。祈りや願いが、様々な形での希望となるデザインにできたと思います。

グローバルな医療用医薬品の広告とコミュニケーションに医薬専門代理店にてデザイナー、アートディレクターとして従事。独立後、Pgを設立。
グラフィックデザインの原義的な意味としての「図案と情報設計」、文化的な趣味に依存しない実用・実学としてのデザインをコンセプトに、医療分野専門としたデザインとクリエイティブコンサルティングを行っています。公式サイト

【イラストレーターより】

ここから出会うことのできる多くの仲間を感じてもらえたらという気持ちで描きました。
このサイトを通じて繋がり、語り合う一歩をイラストがささやかにお手伝いできれば嬉しいです。

武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後企業内商品企画部を経てフリー。おもに書籍・雑誌・広告などの媒体で活動中。
楽しかった小さな経験と、こんなことをしたいなぁという思いをもとにいつまでも見ていたくなるような、たわいない日常の可愛さを感じるシンプルな絵柄をめざしています。公式サイト