シャインだよ!
活動報告#1に続いて、SIOP Asia 2024(第16回国際小児がん学会アジア大会)でのランチョンセミナー(公益財団法人ベネッセこども基金、シャイン・オン・キッズ共催)での発表に向けた練習の様子だよ!
前回の記事では、発表者4名の原稿の作成、スピーチ練習、原稿の再調整を繰り返していった様子をご紹介しました。闘病経験を言葉にするプロセスは、いろいろなことが思い出され、大人でもなかなか進めることが難しい作業でもあるんだ。発表者自身が「何のために発表するのか」「何をどこまで、どう伝えたらいいのか」丁寧に向きあえる機会となるよう、2ヶ月にわたりシャイン・オン!キッズのスタッフが伴走しながら、「いま自分にできること」をコツコツと自分のペースで積み重ねていったんだ。
2024年6月23日(日)、いよいよ本番当日!
前日に現地入りして、発表者4名での直前の練習会で初顔合わせ!学会の会場は、前の発表があり開始時間の15分前まで入室できなかったので、会場近くの会議室で行ったよ!発表者であるこどもたちはドキドキしていたと思うんだけど、オンラインでお互いの発表を聞いていたこともあり、練習会場への移動中から意気投合!!
練習では、スピーチのトップバッターでもあった大学生のMくんがムードメーカー!笑いあふれる和やかな雰囲気で練習スタート!
スピーチ前後の動きを確認した後、順番にやってみて、スピーチのいいところ、こうするともっといいと思うことなど、フィードバックをしあって、お互いいい刺激にもなっていたよ!原稿を読み上げるのではなく、聞いてくださる医療者の皆さまにいかに伝えるか、心を動かせるか、それぞれのこうしたいが、カタチになっていったんだ。それぞれの唯一無二の経験談を聞いたり、話したりする中で、リスペクトの気持ちやみんなで本番に向かっていこうとする一体感が生まれていってワクワクしたよ!
さぁ、いよいよ会場へ
ずっと見守り続けてくださった公益財団法人ベネッセこども基金の皆さまが待つ控え室へ移動します。
次は、本番直前の様子をお届けするよ!
シャイン・オン・キッズでは、子どもたちのやってみたい!という気持ちを大切にしています。子どもたちの声にじっくり耳を傾け、丁寧に想いを引き出していき、病気や治療からの気づきや学びとともに今伝えたいことを言葉にしたり、それぞれの個性にあわせてお一人おひとりに伴奏しております。